こんにちは ぼこねこです!
今回はDIYで自分の車のバッテリー交換をしたので紹介するよ!
自動車のバッテリーは自分で交換できるって知ってますか?
バッテリー交換といえば カー用品店やガソリンスタンド カーディーラーに自分の車を持ち込んでスタッフに交換してもらうことが多いですよね
もちろん「もう自分でやってるよ」って方もいると思います
しかし 初心者がいざ自分でバッテリー交換してみようかと思っても 色んな疑問が湧いてきて諦めてしまいがちです
- バッテリーって車のどこにあるの?
- バッテリーの種類は?
- メモリーバックアップって不要なの?
- そもそもメモリーバックアップってなに?
- 交換後のバッテリーはどうやって廃棄するの?
- 車に詳しくなくても平気? などなど・・・
今回は そんな疑問を解決しながら初心者でも分かりやすいように 写真付きでバッテリー交換の一連の流れを紹介していきます
この記事を最後まで見て頂ければ
初心者でもDIYで自動車のバッテリー交換が出来るようになりますよ!
バッテリー交換に
役立つアイテムも紹介するよ!
最後まで見てね!
ボンネットを開けて バッテリーの位置を確認する
まずはボンネットを開けてバッテリーの位置を確認しましょう
私が使用している車は
平成30年式 日産モコ 型式 CBA-MG22S
いわゆる軽自動車です
大体の車のボンネットを開ける方法は 上の写真のように運転席の足元らへんにレバーが付いている事が多いです
ボンネット開けているようなマークが目印で 車種によって位置が変わるので 運転席の足元付近を探してみてください
それでも分からなければ説明書を見ましょう
このレバーを引くと ボンネットが少しだけ開きます
しかしそれだけではボンネットは完全に開きません
見にくいですが 開いた隙間を見るとさらにロックが掛かっていて 指を隙間に入れて ロックを外しながらボンネットを持ち上げると 完全に開くことが出来ます
バッテリーの型番を確認する
※バッテリーを触るときには 端子の接触によるショートに気を付けましょう!マイナス端子がバッテリーに接続された状態でプラス端子が車の金属部分に接触すると ショートして火花が散ったり 爆発することもあるので 必ず手順を守り ゴム手袋をして作業をしましょう!!!
開けるとバッテリーが丸見えになるのでここで型番を確認しましょう
写真だと見にくいですが 汚れを落とすと型番が見えてきました
型番は上の写真のように6桁の英数字で表示されています
表示を簡単に説明すると
- 容量・・・バッテリーの性能(数字が大きいほど性能が良い)
- サイズ・・・バッテリーの大きさ(ここの数値が違うと収まらないので注意!)
- 端子の向き・・・+端子と-端子の位置(LなのにRを買うと端子の位置が逆になってしまうので注意!)
ようするに サイズと端子の向きが同じものを購入すれば 設置することが可能です
容量は古い方のバッテリーと同じか大きい数字のものが良いとカー用品店の店員さんにアドバイス頂きました
もし古いバッテリーのサイズが分からない場合は ガソリンスタンドやカー用品店で聞くか ネットなど使えば 自分の今乗っている車に合うバッテリーが調べることができますよ
バッテリーの購入
バッテリーのサイズが特定出来たら バッテリーを購入しましょう
ここでポイントなのは 「ネットショッピングで買う」です
カー用品店で並んでいるようなバッテリーは信頼性が高いですが 値段も高いです
Amazonなどのネットショッピングで購入すれば 同じ性能のものでも半額近くで手に入れる事も可能です ただし どの商品を購入するかは自分の判断になるので 口コミを見たり 聞いたことのあるメーカーなどを選ぶようにしましょう
そこで今回私が購入したのがこちら まったく同じ規格「40B19L」のバッテリーにしました
「ボッシュ」というメーカーのものを選びました 口コミ件数が多いうえに 評価がとても高いです
私は建設現場で働いているのですが この「ボッシュ」の建築工具はよく使用しているので個人的にも信頼できると思いました
メモリーキーパーの購入
メモリーキーパー・・・?
車に詳しい人以外は聞いたことが無いのではないでしょうか 私も今回バッテリー交換をするまで知りませんでした
どうやら車にはコンピューターなるものが搭載されていて ナビゲーションやパワーウインドウの挟み込み防止など 車のあらゆる機能を制御し 学習までしているそうです
そして車種によっては バッテリーを交換する際に 電気の供給がカットされると これまで学習してきた情報がリセットされてしまい 交換後にナビが初期化されたり 車の調子が悪くなったりするみたいです
実際に以前使用していた車のバッテリーをDIYで交換した際に バックモニターが表示されなくなり ナビから再設定することになりました
そこで役に立つのが この「メモリーキーパー」 というアイテムです
このメモリーキーパーというアイテムは 車のある部分(後述します)に接続することで バッテリーを交換する際に電気の供給が遮断される事を防ぐアイテムです これをメモリーバックアップとも言います
電気が遮断されなければ コンピューターがリセットされない仕組みを利用したものです
※説明書によると 本製品が使用できるのは 2006年(H18)1月以降に日本国内で初度登録されたOBDⅡコネクタ(故障診断コネクタ)装備車のみ とのことです
今回は気になったので 今使用している車種 【日産モコ 平成30年式 CBA-MG22S】 はメモリーバックアップは必要なのか 日産に問い合わせてみました
すると
バッテリーを交換するにあたって 特段問題は無いですが パワーウインドウが手動になってしまうので 再設定が必要です。メモリーバックアップが出来るものを使用して交換していただければ 再設定などは不要です!
との事でした
要するに あるなら使った方が良い という事ですね
皆さんも DIYでバッテリー交換を行うときには ディーラーに問い合わせてみると良いのではないでしょうか
ではさっそく作業を始めていきましょう!
メモリーキーパーをOBDⅡコネクタに接続する
OBDⅡコネクタ・・・?
また謎の呪文のような言葉が出てきましたが 今回は深く考えずに そういうコネクタがあるんだな~と流してください(笑)
このOBDⅡコネクタの位置は車種によって異なるようですが 大体運転席か助手席の足元にあるみたいで 私の車は運転席の足元にありました
※車のエンジンは切って作業しましょう
写真の矢印の位置を下から覗くと見えました
見えにくいですが 赤丸で囲った ギザギザの部分がOBDⅡコネクタです ここにメモリーキーパーを接続しましょう
正しく接続されると 写真のように電池マークとバッテリーマークが点灯します
ダッシュボードの見えるところに置いて ドアをしめたら準備完了!バッテリー交換に移ります
※バッテリー交換作業中は ドアの開閉はしないようにしてください
「メモリーキーパーは単四乾電池6本で車に電気を供給するのですが ドアの開閉やキーレスを操作などをしてしまうと 電池が極端に消耗してしまい メモリーが消失する可能性がある」 という恐ろしいことが説明書に書いてあります
気を付けましょう!
バッテリーを交換する
バッテリーを交換する際
写真のような 色々なサイズのナットやボルトを締めたり外したりできる工具セットがあると どんなサイズのナットにも使えるので便利です!
①マイナス端子を外す
バッテリー交換は手順が大事!!まずはマイナス端子を外しましょう この時 工具がプラス端子に触れないように注意してください!
黒い矢印の先にある10mmのナットを緩めると 端子をバッテリーを外すことが出来ます
マイナス端子を外すと メモリーキーパーの表示が変わります
バッテリーマークが消え 矢印マークが点灯します
この状態が メモリーキーパーから電力を供給している状態です
②プラス端子を外す
プラス端子を外す時も 工具がバッテリーのマイナス端子部分に触れないように注意してください!
プラス端子もマイナス端子同様 10mmナットで固定されているので 緩めてやれば外すことが出来ます
赤いカバーをめくると同じ形状になっています
プラス端子も外せたらステー(固定金具)を外します
ステーは矢印の2つのナット(8mm)を取れば 外すことができます
こちらがすべて外れた状態です
③古いバッテリーを取り出し 新しいバッテリーを入れる
※バッテリーは見た目以上に重いので 腰を痛めないように注意してください
新しいバッテリーを入れる際には プラスとマイナスの端子が同じ向きになるように注意してください!
バッテリーを入れたら 外した時と逆の手順で接続していきます
※手順が大事!!大事なことは何度も言います(笑)
④プラス端子を接続する
外したコネクタをはめ込んで ナットを締めて固定します
外すとき同様 マイナス端子に触れないようにしましょう!
⑤マイナス端子を接続する
マイナス端子も同様にコネクタをナットで締めて固定し ステーを元に戻します
こちらも外すときと同様に プラス端子に触れないようにしましょう!
バッテリーにプラスとマイナスの端子が正しく接続されると メモリーキーパーの表示が変わります
今度は矢印マークが消え バッテリーマークが点灯します
バッテリーから車に電力が供給されているという表示です
⑥メモリーキーパーをOBDⅡコネクタから外す
無事にバッテリーから車に電力が供給されていることが確認できたので メモリーキーパーをOBDⅡコネクタから外して作業が完了です!
お疲れ様でした!
早速エンジンを始動してみましたが 問題なくエンジンがかかりました
ナビの情報 バックモニター パワーウインドウもすべて問題無し!
どうやらバッテリー交換は成功したようです 私自身車はあまり詳しくないのですが メモリーキーパーの説明書に分かりやすく手順が記載されているので 迷うことなく作業が出来ました
廃バッテリーはどこで処分するの?
無事にバッテリー交換が終わりましたが 古いバッテリーの処分に困っている方もいるのではないでしょうか?
私自身も処分方法に困っていたので 調べてみることにしました
ネットで調べてみるといくつか方法がありました
- 有料で引き取ってもらう
- 無料で引き取ってもらう
- 買い取ってもらう
概ねこの3つ方法になりそうです
・有料で引き取ってもらう
カー用品店やガソリンスタンドに持ち込んで有料で処分してもらうことができます
この場合 店舗によっては引き取り自体やっていない所があるので 確認を取ってから持ち込むようにしましょう
私の近所のオートバックスは 店舗でバッテリーを購入した場合のみ引き取ってくれるそうで 多店舗やネットなどで購入して交換した場合は引き取りすらやっていないと言われてしまいました
近所のガソリンスタンドでは550円を支払えば引き取ってくれるみたいでした
さらに バッテリーを業者に持っていく暇すらない方は 「回収チケット」をネットで有料で購入し 箱にバッテリーと共に入れて引き取り業者に郵送する手段もあるので 活用してみてはいかがでしょうか
・無料で引き取ってもらう
近所のイエローハットに問い合わせたところ 多店舗やネットでの購入にかかわらず無料で引き取ってくれるみたいです 良心的ですね
さらに よくその辺を走っている廃品回収業者も無料で引き取ってくれる場合があります 家の近くに来たら 相談してみると良いかもしれないですね ただし 悪徳回収業者もいるみたいなので注意が必要です(汗)
・買い取ってもらう
調べていてビックリしたのですが なんと廃バッテリーは売れるみたいです!
専門の買い取り業者が存在していて そこに持ち込めば 1個 数十円~数百円で買い取ってくれるそう
家の近くに買い取り業者があるかどうかを調べてみるといいでしょう
今回調べてみて感じたことは 有料で引き取ってもらうのは非常にもったいないということ
きちんと探せば 無料で引き取ってくれる場所や 買い取ってくれる場所があります
少しでもお得に バッテリー交換をしましょう!
まとめ
今回は 軽自動車のバッテリー交換手順とメモリーバックアップは不要か?というテーマで書いてみました
バッテリーの交換作業は 手順をしっかり守れば初心者でも十分できると思います ただし安全には十分注意してください
メモリーバックアップについては 車種によって必要か不要なのかは変わってしまう という歯切れの悪い結論になってしまいましたが ディーラーに問い合わせれば教えてもらうことができます
もし必要でも メモリーキーパーなどのお助けアイテムを使えば 安心して交換することができますよ
やはり カー用品店やガソリンスタンドなどでバッテリーを交換すると費用が高く付いてしまいます
費用を抑えてバッテリー交換をするには
- ネットショッピングでバッテリーを購入する
- 自分でバッテリーを交換する
- 無料・もしくは買い取り業者で廃バッテリーを処分する
これに尽きるでしょう
この記事を読んでくれている皆さんも 是非 DIYで自動車のバッテリー交換にチャレンジしてみてください!
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