DIYを始めたい! やってみたい!と思っている皆さん こんにちは
「家を購入した!」 「引越しをした!」 「SNSで見てやってみたい!」 「収納が足りない!」などなど DIYを始めようとするきっかけは様々だと思います
しかし いざDIYを始めようとしても
何から始めればいいの? どんな道具が必要なの? この道具は何に使うの?
など分からない事がいろいろあって なかなかDIYを始められない・・・なんて人もいるのではないでしょうか?
そこで 今回
DIY歴9年 家の家具のほとんどをDIYで作ってきた私が
実際に使っている道具を自分の経験を交えながらみなさんに紹介していこうと思います
この記事を見て頂ければ
道具の名前や使い方 実際にどんな道具を使ってDIYをしているのか が分かります
みなさんの疑問を解決し DIYをやってみたいという気持ちを後押しできれば幸いです
ではさっそく見てみましょう!
①コンベックス
最初はこちら
【コンベックス】 長さを測る道具です これがないとDIYは始まらないでしょう
どれくらいのスペースに どれくらいの収納や棚を作るのか寸法をはかったり 木材を切る時に寸法を測ったりと 必ず使う道具です
100均にも売っていて 値段は100円~数千円と価格の幅が結構あります 長さも約0.5m~10mと種類が沢山あり どれを買えばいいのか悩んでしまうのではないでしょうか
そこで 私がおススメするサイズは 「長さ3.5m~5.5m・幅19~25mm」位のコンベックスがDIYには使いやすいと思います
あくまで個人的な感想ですが 3m以下だと物足りず 5.5m以上はほぼ必要ないです DIYでよく使用する「2×4材」は長い物で2730mm(2.73m)の長さがあります 3mのコンベックスで足りるのですが 伸ばしすぎると壊れることがあるので 少し余裕をもったサイズにした方が良いと思います 庭に大きめのウッドデッキを作りたいなんて方は 別に長いものを購入するといいでしょう
幅は狭いほど張りがなくなり 空中で横方向の寸法を一人で測る時にグニャっと曲がってしまい イライラしてしまうので 19mm~25mm位のものがおススメです
ホームセンターなどで沢山の種類が置いてあるので いろいろ触ってみて使いやすいものを選んで下さい
②差し金
こちらは「差し金」(さしがね)と言い L形に90°曲がった定規です
この写真のように 木材のある辺に対して垂直の線を引く時に使います
私の場合は 細めの木材をカットする時に コンベックスでカットしたい長さの所に印をつけて そこから差し金で垂直の線を引きます そうすることで素早く正確に線を引くことができます
必ず必要なものではないですが 数百円で買えるものもあるので 試しに使ってみてはいかがでしょうか?
③電動ドライバー 【RYOBI リョービ CID1100】
私が使用しているのは 【RYOBI リョービ CID1100】
インパクトドライバーと言われる部類で ビスを打ち込む時や穴をあける時 固い所(トルクがかかる所)にかかるとインパクト(衝撃)を与えて入りやすくしてくれるドライバーです
DIYを行うときには必須アイテムとなります
手回しで木材にビスを打ち込んだり 穴をあけるのは 現実的ではありません
特に家の壁の下地(柱)までビスを打ち込む際には かなりトルクがかかるので 安価な電動ドライバーでは頼りないのでインパクトドライバーを使用することをおススメします
先端ビットの交換は 黒い部分を矢印の方向に引っ張るとロックが外れるので 引っ張りながら抜き差ししてください
値段は数千円~数万円とかなり高額なものもあります
電源コード付きの物は コードレスタイプ(充電式)に比べて比較的安価になっています 予算を抑えたい方は電源コード付きのタイプを選ぶと良いと思います
「たまにしか使わないんだよなー」という方は ホームセンターでレンタルもやっていますので 近くのホームセンターを調べてみるのも良いと思います
ちなみに近くの「コーナン」では2泊3日からの貸し出しで税込み660円~だそうです ただし 先端パーツはお客様で用意してくれとのことなので注意してください!
私はコード付きを使用していますが コードの長さが短く コンセントから遠くで作業するときは延長コードを使わないと届かないことが多いです
さらに 違う部屋で作業するときは いちいちコードを抜き差ししなければなりません この辺はデメリットになるかと思います
ではなぜ私が「コード付き」を選んだのか
それは・・・安いから!(笑)現在 Amazonで約8000円程で購入できます
参考にしてみてください
④丸鋸(まるのこ) 【RYOBI リョービ W-1700】
その名の通り 丸いのこぎりの付いた電動工具です この丸いのこぎりを高速回転させて木材をカットします
のこぎりを手でギコギコするより断然早くカットすることができます
DIYをやっていると 木材をカットする場面がよくあります 細い木材を数本カットするくらいなら「手持ちののこぎり」でも十分ですが ベニヤ板など長い距離をカットする場合や沢山の木材をカットする時には「丸鋸」を使用すれば 早く・楽に作業を進めることができます
丸鋸もインパクトドライバーと同じでコード付きを使用しています
私の場合 丸鋸は使い始めたら だいたい同じ場所で使い続ける事と 充電式よりコード付きの方がパワーが安定するという事 値段が安いという事でコード付きを選びました
刃のサイズは165mmの丸鋸を使っています これは 仕事で使っているものと同じサイズの物が使いやすくて良いなと思ったのでこちらにしました 使用感も満足していて これと言った不満はありません
値段は1万円以下だったと思いますが 現在 Amazonで同じものが11890円で販売されています 高くなってる(涙)
これもホームセンターでレンタルしている場合がありますので 初めて使うなんて方は 試しにレンタルして使ってみてから購入を検討しても良いかもしれませんね
⑤サンダー 【RYOBI リョービ MS30A】
あまり見かける事が無いかもしれませんが 私はこの工具無しではもう「やすり掛け」はできません(笑)
この工具は 紙やすりをプレートにセットして そのプレートを振動させる事で素早くやすり掛けができるというもの
やすり掛けをやったことがある方なら分かると思いますが これがかなりの重労働 範囲が広くなればなる程嫌になってしまいます
なのでサンダーは割と早い段階で購入した記憶があります(笑)
サンダーを使うようになって 作業効率が格段にあがり とにかく楽にやすり掛けができるようになりました
値段はAmazonで大体5000円位で買えると思います
これまで 「インパクトドライバー」「丸鋸」「サンダー」と3つの電動工具を紹介してきましたが すべて「RYOBI リョービ」というメーカーを私は使用しています ※現在 「RYOBI リョービ」は「KYOCERA 京セラ」に名前が変わっています
なぜ「RYOBI リョービ」にしたのか
それは コスパに優れていたからです 当時電動工具を買うときにネットやホームセンターで値段や性能を調べていると 他の有名メーカに比べると 同じような性能の物でも全体的に値段が安く設定されていました
もちろん 細かい性能の違い 材質や耐久性など質の違いはあると思います
実際DIY初心者だった私には 最低限の機能があれば十分だと思い これらの電動工具を購入しました
技術が向上していくなかで 足りない機能が出てくれば その時に考えれば良いのではないでしょうか いきなりフルスペックの物を買う必要はないと思います
ちなみに私は9年ほど使用していますが 問題なくDIYを楽しめていますよ!
初めて電動工具の購入を検討されているのであれば「RYOBI リョービ」※現「KYOCERA 京セラ」は候補にいれてみてはいかがでしょうか
⑥クランプ
クランプは上の写真のように 木材を挟んで固定する時に使います
主に木材をカットする時に 木材を作業台などに固定してからカットすると安定してスムーズに切る事が出来ます
固定せずに手や足で押さえてカットしようとすると 木材がずれてまっすぐ切れない事や 片手で作業することで 丸鋸が暴れた時に対処できずに怪我をしてしまうようなリスクが考えられます
また 手持ちののこぎりを使う時も このように固定しておけば両手でのこぎりを持つことができ 楽にカットすることができます
特に初心者のうちは こういったサポートアイテムをうまく使うことで 安全にキレイにカットする事ができるので ぜひ使ってみてください!
⑦2×4(ツーバイフォー)定規
隠れた名品「2×4定規」!DIYをよくやる人なら持っているのではないでしょうか?
しかし DIYをやらない方や初心者の方は ピンとこない方が多いと思います では何に使うのでしょうか?
上の写真の木材は 「SPF材」といい だいたいどこのホームセンターでも安価で購入できるDIYの味方です
様々な種類があり その中でも良く使われるサイズの規格が「1×4(ワンバイフォー)」と「2×4(ツーバイフォー)」で そのサイズにピッタリ合うように作られている定規が この2×4定規です
よく見ると決まった所に穴が開いているのが分かると思います そこに鉛筆などを差し込んで印をするための道具です
例えば上の写真のようにネジで木材を固定したい場合
2×4材と1×4材の中心の位置が この定規を被せるだけで一瞬で分かってしまうという優れもの
印の場所にネジを真っすぐ打ち込めば 下の木材の中心にネジを入れることが出来ます
私はSPF材をよく使うので この「2×4定規」にはだいぶお世話になっています 無くても作業を進めることはできますが 作業効率は格段に上がります
ホームセンターではあまり見かけないですが Amazonなどでは500円程度で販売されているので 気になる方は購入してみてください! おススメです!
⑧ワトコオイル(塗料・刷毛)
私がいつも使用している塗料は 「ワトコオイル」の「ダークウォルナット」というカラー
私も初心者の頃 どんな塗料が良いのか分からず いろんなDIYブログやYOUTUBEを見てこの「ワトコオイル」にたどり着きました
いろんな人が紹介していて 気になって使ってみたのがきっかけです 塗料には詳しくないので ホームページから参照させてもらうと
「木の温もりと味わいを引き出す 植物油ベースのオイルフィニッシュ」とのことです
実際に使用した感じは 木材に良く染み込んでいき 木目がキレイに浮き出てきます テカリはあまりなく 自然な仕上がりといったところでしょうか
独特な匂いはありますが 数日でなくなります
塗料を塗るときは写真のような刷毛(はけ)を使ったり 子供が着れなくなった洋服の切れ端に染み込ませて塗ったりしています
刷毛は100均に売っているもので十分 一応オイル系塗料なので「油性用」を選んでいますが 正直塗れればなんでも良いような気はしてます(笑)
高い刷毛を買って 手入れしながら使っていくより 初心者なら100均で買って1回のDIYで使い捨てるくらいの方が気が楽だと思いますよ
⑨鉛筆
以外に良く使うのが 鉛筆
お子さんがいる家庭では このように中途半端に削れた鉛筆が沢山あるのではないでしょうか(笑) 我が家にも2人の子供がいるので 鉛筆に困ることはありません
ではなぜシャーペンではなく「鉛筆」なのか
それは 圧倒的に書きやすいからです 木材に印や線を書く時にとても滑らかに書くことが出来ます シャーペンだと木材のザラザラした表面に負けて芯が折れたり 細すぎて印が見えにくかったりします
職人さん用の 超硬で太い芯のシャーペンも売っていますが 鉛筆があるならわざわざ買わなくてもいいでしょう
DIYをするなら鉛筆を1本は持っておきましょう
⑩水平器
その名の通り 水平を測る道具 液体の中の気泡が真ん中にきていれば 水平だという事が分かります
壁に棚を設置する時に良く使います 設置した棚が傾いていると気持ち悪いですよね
そこで 水平器を設置した棚の上にのせて 気泡をチェックしてください 気泡がどちらかに寄っていたら棚が傾いていることになります 気泡が真ん中にくるように調整すれば 棚が水平になっているという事になります
このように縦に水平器をあてれば 垂直を測ることもできます
やはり 水平や垂直がしっかりとれている家具や棚は 仕上がりが良く見えます
数百円で買えるものもあるので 一つ持っておくと良いと思います
水平と垂直の2方向測れるものがおススメです!
⑪木ネジ
木工用のネジはいろんな長さのものを用意しておいた方が DIYの最中に買い出しに行かなくて済みます
どれくらいの厚みの木材をどのように組み立てるかを あらかじめ把握しておくと 必要なネジの長さがわかるので DIYを行う前に簡単なスケッチをして そこに大体の寸法をメモしておくといいでしょう
初めのうちは 長かったり短かったりと間違えてしまうこともありますが そうやってトライ&エラーを繰り返していく内に いろんな長さのネジがストックされていき 気が付く頃には 大体のパターンに対応できるようになるでしょう(笑)
参考までに 「2×4材」を2枚重ねたものと 「2×4材」と「1×4材」を1枚ずつ重ねたものに
41mmと65mmのネジを並べた写真を載せておきます
⑫下地探し
壁の中の下地(柱)を探すための道具
押し込むと中から針が出てきます
壁にこの針を差し込むことで 見えない下地を探すことができます
一般的な木造の戸建て住宅の壁には 石膏(せっこう)ボードというものが使われていて その上にクロス(壁紙)が貼ってあります
石膏ボードは強度が弱く 重い棚などを設置することができません ネジで打ち込んでも ネジ穴がボロボロになり棚が重さに耐えられなくなります
なので 石膏ボードより内側にある下地を探し そこまでしっかりとネジを入れ込むことが必要になります
【左は下地がない場所に刺した状態 右が下地に針が当たった状態】
上の写真のように 石膏ボードには針が貫通しますが 下地に当たると針が入っていきません
こうやって下地を探してから棚などの設置をしましょう
しかし この探し方だと壁のいろんなところに小さい穴が開いてしまいます 気になる方は センサーで下地を探せる道具もあるので そちらを使うといいでしょう 安いもので大体1500円前後で買えると思います
実際 私が使っている針のタイプと センサータイプの値段の差が数百円しかありません
当時その数百円をケチった自分に文句を言いたいです(笑)
⑬作業台
最後に紹介するのはこちら 作業台です
DIYをやる上で 作業台が有るのと無いのではやはり作業効率が変わってきます
木材を切ったり 穴を空けたり 色を塗ったり そして何より本格的な感じがして気分が上がります(笑)
私が使用している作業台は 2×4材で作った足に 24㎜のベニヤ板を乗せているだけ
使わない時は畳んでおくことができます
足に使用している黒い金具の部分は「ソーホースブラケット」といい 2×4材に固定して使います
2個で1セット 2000円前後で販売しています 作業台に使うなら2セット必要です
他にも作業台を作るのに木材も買わないといけないので まあまあのお値段になっていしまいます
しかし この先DIYをやっていくのであれば 作業台があったほうが楽しいDIYライフを送ることができますよ!
最初のDIYとして 作業台を作ってみてはいかがでしょうか?
☆まとめ☆
以上!13種類紹介しました!
これらの道具は すべて私が普段DIYで使用している道具の一部になります
この記事を書き始めるときは もう少し種類を絞って書くつもりだったのですが いざ書いてみると 「あれも必要かな?」「これも書いたほうが良いな!」と 結局13種類まで増えてしまいました(汗)
今回紹介していない道具もいろいろありますが なるべく初心者目線で これからDIYを始める人に必要になりそうな道具に絞って紹介させて頂きました
あくまで私の主観によるものなので すべての人にマッチする内容ではないと思います
ですが この記事を読んでいただいた事で 少しでも皆さんの疑問が解消し 道具選びの判断材料になれば嬉しいです
これからも新しく購入した道具や 使ってみて良かったものがあれば どんどん紹介していきますので 皆さんお楽しみに!